こんにちは。とみすけ(@_tomisuke)と申します。今回初めてブログを書きます。気に入っていただけたらTwitterのフォローだけでもしていただけたら嬉しいです。
目次を見てもらえば分かる通り、かなーり長くなってしまいました。興味がない部分は飛ばしながら見ると良いかもしれません。(もちろん全部見てほしいですが)
QWERTY配列は非合理的である
なぜ、QWERTY配列から移行すべきか、それは、QWERTY配列が超非合理的な配列だからです。
QWERTY配列はタイプライター時代の配列をそのまま継承しています。開発されたのは1874年、実に150年前です。
なぜこんな配列になったかはさまざまな説がありますが、打ちやすさを考えられた配列でないことは確かなようです。
にも関わらずこれがOSに標準搭載されるデファクトスタンダードの配列になってしまいました。QWERTY配列の何がだめなのか、具体的に解説します。
ダメポイント①母音が遠い
QWERTY配列による弊害は大きく分けて2つあります。1つ目は母音の位置です。
母音とは、日本語で言う「あいうえお」アルファベットの「AEIOU」を指します。逆にそれ以外の文字は子音と呼びます。
ローマ字は基本的に子音+母音で構成されており、例えば「か」は、「ka」と入力します。よってほとんどの場合母音と子音を交互に打つことになります。
例)こんにちは。今日はいい天気ですね。
Konnnitiha.kyouhaiitennkidesune.
英語の場合もローマ字入力ほどではありませんが、概ね子音と母音が交互に来ています。
例)こんにちは。今日はいい天気ですね。
Good afternoon. It‘s a beautiful day today.
よって母音は非常によく使うキーだということが分かります。当然ながらよく使うキーは押しやすい位置にあるべきですよね。さて、QWERTY配列ではどこに母音が配置されているでしょうか。
はい、こちらの位置にあります。まあAはいいとして、問題は残りの4つ。あんなに使う母音が、わざわざ指を出張させなければならない位置にあります。
そのくせしてホームポジションには「F」「J」「L」など、使用頻度の少ない文字が並びます。
ローマ字入力においてはこれらの文字は「ふぁ行」「じゃ行」、「ぁ行」ですからね。英語においてもこれらの文字は、使用頻度が低いです。
ダメポイント②同じ指の連続使用が多発
試しにQWERTY配列で「で、む、き」と打ってみてください。
どうですか。打ちにくかったですか?
それもそのはず。この3文字は入力時に連続で同じ指を使用します。他にも、QWERTYで「ゆ」(yu)「じゅ」(ju)「にゃ行」(ny)「ひゃ行」(hy)を入力するときには同じ指が連続します。
文字を入力する際は、キーを打鍵している間に指を次に打鍵するキーに移動することでスムーズに入力できます。
例)「す」を入力する際、左手薬指でSを打鍵している間に、右手人差し指をUに移動させる。
しかし同じ指が連続した場合、打鍵し終わってから次のキーに指を移動させなければなりません。
こういった事が多発するのが良くありません。特に「き」「む」「ゆ」でこの現象が起こるのは致命的です。
「む」の入力時に、uを中指で打鍵するなどして、セオリーと違う方法で入力することで連続打鍵を回避する方法がありますが、かなり打ちにくい格好になるため、たくさん使うと疲れます。
また、例えば「ふみ」(fumi)と入力する際、umが連続打鍵になります。このようなケースを含めると、連続打鍵のパターンは上記の方法では対策が難しい量になってしまいます。
配列を比較したデータを後述していますが、英語に於いても同じ指の連続使用が多発しているようです。
解決方法
まず母音が遠い問題ですが、これは単純に母音を押しやすい位置に持ってきてあげれば解決します。逆に特等席に居座っていらっしゃる、「F」さんや、「J」さんには、端っこに移動していただきましょう。
次に、連続打鍵が多発する問題です。これは、母音と子音を左右に分けることでほとんど解決します。例えば、左手に母音を集め、右手に子音を集めるわけです。
先ほども言いました通り、英語でもローマ字でも、概ね母音と子音を交互に入力することになります。つまり、母音と子音を左右に分ければ、左手と右手で交互に打鍵することになるわけです。同じ指の連続使用は格段にすくなくなります。
Tomisuke配列
以上を踏まえまして、QWERTY配列のダメポイントを克服した、合理的な配列を製作いたしました。その名も「Tomisuke配列」(とみすけ配列)です。
まず、母音を左手のホームポジションに集めました。また、右手には子音を集め、当然子音の中でも使用頻度の高いキーから順にホームポジション近くに配置しました。
これにより連続打鍵が減り、指の移動を少なく文字を入力することができます。
ローマ字入力に重点を置きつつ、英語も入力しやすいよう考えて作りました。
Tomisuke配列ができるまで
なぜTomisuke配列はこのような配列になったか、できるまでの過程を思い出しつつ書いていきます。
①PCのキーボードどう考えても非合理的やろ。Backspaceの位置おかしいやん。何?CapsLockって?いつ使うん?変更したろ。
②なんならこの文字の羅列も非合理的に見えてきた。え?QWERTYは入力のしやすさを考えられていない?おかしいやん!
③どうやらQWERTY以外の合理的な配列があるらしいけども英語入力を前提としたものがほとんど。日本語も入力したいしなー、自分で作るしかないか、、、
④とりあえず母音と子音を左右に分ければ交互に入力できるやん。
⑤出てくる頻度順に配置を決めたほうがいいか。母音は英語も日本語もだとUの頻度が少なくて、子音はTとNが、、、連続指を極力避けないと。英語の連続打鍵頻出は、、、
⑥うーむ、Jの位置が気になる。かと言って場所が、、、そうだ、Wは英語だとほとんど使わないし日本語も「わ、を」しか使わないから左に持ってこよう。「わ、を」が打ちやすくなるように母音の配置もいじろう。
⑦母音の配置がEucalyn配列とほぼ同じになった。どうせなら準拠しとこ。あと@とかより1の方が使うよなぁ、、、
こんな感じで試行錯誤してましたw実際はもっと紆余曲折あったんですけど、大まかなながれとしてはこんな感じです。
Tomisuke配列とその他の配列との比較
比較方法
実際にTomisuke配列とその他の配列を比較してみましょう。
と、思ったのですがどうやって比較したらいいか分かりません。というのも、配列を比較、検証している人がほとんどいないんですね。どなたかちゃんとした検証の方法を知っている方はいないでしょうか。
まあ、今のところ見当たらない以上自分で何とかするしかありません。数少ない先人の配列検証記事をみているとこのような検証ツールがあることが分かりました。
Keyboard Layout Analyzer – QWERTY vs Dvorak vs Colemak (patorjk.com)
調べた限りでは今のところこれを使う以外に方法がありませんので、今回はこちらのツールで検証できる項目を比較していきたいと思います。
評価項目は、
- 指の移動距離
- 同じ指の連続入力率
- 同じ手の連続入力率(交互入力率)
- 総合スコア
総合スコアは、指の移動距離33%、同じ指の連続入力33%、交互入力率34%から算出されるそうです。高いほど良いです。(英検準2級の英語力とDeeplを使った結果の解釈です。間違ってたら教えてください)
指の移動距離は読んで字のごとくなのですが、入力に使う指が、合計でどれほど移動したかということです。もちろん移動距離が少ない方が良いです。
同じ指の連続入力は、QWERTYで「む」「で」を打つときなどに発生する現象です。少ないほど良いです。
同じ手の連続入力率が少なければ少ないほど、左右交互に打鍵できている割合が高いということになります。
同
比較する配列は以下の6つです。
- QWERTY配列
- Dvorak配列
- Colemak配列
- Workman配列
- Eucalyn配列
- Tomisuke配列
QWERTY、Tomisuke以外の配列については、後ほど紹介します。
本当はかな入力や親指シフト等とも比較したいんですけどね、検証ツールが対応していないので仕方ありません。
検証に使う文章は
- 日本語
- 吾輩は猫である(小説)
- YouTube利用規約(日本版)
- 英語
- MASTERS OF THE VORTEX(英語小説)
- YouTube利用規約(アメリカ版)
なお今回は文字配列の検証のため、「.」「,」「-」以外の記号及びエンター・スペースは評価に含めていません。
また、評価プログラムが日本語に対応していないため、日本語の検証ではこちらのサイトでローマ字化した文章を使用します。「ん」を「xn」と入力する人がいるように、人によってローマ字テーブルが違うのは重々承知しています。そこは大目に見てください、、、
ここからは比較対象の配列について解説します。
飛ばしちゃう人のためにQWERTYとTomisuke以外の4つの配列について最低限説明しますと、Dvorak、Colemak、Workman配列は英分入力に特化した配列、Eucalyn配列はローマ字入力に特化した配列です。
Dvorak配列
Dvorak配列(ドヴォラックはいれつ)は、キー配列の一種で、英文入力に特化した設計。1932年にワシントン大学の教育心理学者であるオーガスト・ドヴォラックが考案した[1]。
Wikipediaさんありがとうございます。
要はドボラックさんが作った英文入力において合理的な配列ということです。ちなみにWindowsXPでは、オプションからDvorak配列を選択することができたそうです。この配列のキーボードは今も米国で細々と販売されているようで、QWERTYの次に普及している配列と言えそうです。
Tomisuke配列と同じように、母音が左手のホームポジションに固まっているため、ローマ字入力においてもQWERTYより優秀なスコアを出しそうです。
Colemak配列
こちらもDovolak配列と同じで、英語入力を想定して作られました。
比較的新しめの配列で、2006年に誕生しました。QWERTY配列から移行しやすいようになっていて、QWERTYからの変更率がDovolakは93%に対して、Colemakは57%だそうです。
日本語入力を考えると、母音が右に集まっている中で、移行のしやすさを考慮したのかAが左にあるのが気になります。また、母音が集まっている右手にK、M、Yがあるのもマイナスポイントです。ただし少なくともQWERTYよりかは圧倒的に良いかと思われます。
Workman配列
こちらは海外のプログラマが開発したキー配列になります。
日本語での情報が少なく、あまり深く調べることができませんでしたが、どうやら英文の入力時に極力指の移動距離が短くなるよう設計された配列のようです。
Eucalyn配列
こちらの配列は、日本人のゆかりさん(@eucalyn_)さんが作成した、ローマ字特化の配列です。
詳しくはこちらで解説されています。
Eucalyn配列について – ゆかりメモ (hatenadiary.jp)
ローマ字の交互打鍵などの入力のしやすさだけでなく、HJKLを逆T字型にし、Vim使いでも不便なく使えるように考慮するなど、入力以外の事も考えて作られた配列です。
結果
以下のようになりました。(表は横スクロールできます)
私はHTMLができないため、こちらの表は@256_daisukeさんに作っていただきました!マジでありがとうございます!
英語前提 | 日本語考慮 | |||||||
作品名 | 項目 | Dvorak | Colemac | Workman | QWERTY | Eucalyn | Tomisuke | |
日本語 | 吾輩は猫である | 指の合計移動距離(km) | 20.76 | 21.72 | 20.75 | 41.40 | 20.17 | 19.41 |
同じ指の連続打鍵回数(万回) | 17.34 | 10.90 | 10.23 | 19.55 | 12.84 | 11.14 | ||
同じ手の連続打鍵回数(万回) | 53.68 | 81,72 | 77.60 | 83.73 | 35.60 | 33.61 | ||
総合スコア | 56.11 | 57.94 | 62.97 | 39.43 | 66.99 | 70.30 | ||
Youtube利用規約(日本) | 指の合計移動距離(km) | 361.1 | 426.0 | 397.8 | 754.4 | 384.8 | 364.5 | |
同じ指の連続打鍵回数(万回) | 3,199 | 1,878 | 1,799 | 3,012 | 2,036 | 1,822 | ||
同じ手の連続打鍵回数(万回) | 9,773 | 13,577 | 13,289 | 13,677 | 6,875 | 6,595 | ||
総合スコア | 50.40 | 56.87 | 60.19 | 37.80 | 63.61 | 66.18 | ||
英語 | MASTERS FO THE VORTEX | 指の合計移動距離(km) | 31,97 | 30.50 | 30.28 | 50.40 | 33.50 | 34.83 |
同じ指の連続打鍵回数(万回) | 11,89 | 11.04 | 12.55 | 16.87 | 20.64 | 15.08 | ||
同じ手の連続打鍵回数(万回) | 56.31 | 71.01 | 73.30 | 77.57 | 66.45 | 61.95 | ||
総合スコア | 58.69 | 57.95 | 56.46 | 40.27 | 44.46 | 53.81 | ||
YouTube利用規約(アメリカ) | 指の合計移動距離(km) | 486.8 | 441.8 | 469.5 | 767.0 | 489.9 | 488.1 | |
同じ指の連続打鍵回数(万回) | 1,281 | 1,066 | 1,268 | 2,002 | 2,290 | 1,560 | ||
同じ手の連続打鍵回数(万回) | 7,072 | 8,389 | 8,731 | 9,475 | 8,162 | 7,976 | ||
総合スコア | 55.87 | 58.58 | 55.54 | 36.84 | 44.19 | 53.29 |
3項目 | 総合スコア | |
良い | 1位 | 1位 |
1位×1.05以下 | ×0.95以上 | |
1位×1.1以下 | ×0.9以上 | |
1位×1.2以下 | ×0.8以上 | |
1位×1.3以下 | ×0.7以上 | |
1位×1.3以上 | ×0.7以下 | |
1位×1.4以上 | ×0.6以下 | |
悪い | 1位×1.5以上 | ×0.5以下 |
それぞれ長所短所がありそうで非常に面白い結果になりました。順番に触れていきましょう。
Dvorak配列
やはり英語は優秀ですね。特に同じ手の連続打鍵数が英文2項目共に1位です。他の項目も弱点なしと言ってよいでしょう。
一方日本語はあまり芳しくない結果となりました。連続打鍵のスコアが非常に悪いです。総合スコアも日本語2項目共にワースト2位となっています。
英語を主に入力する方であれば有力な候補になりますが、日本語も使うという方は他の配列の方が良いかもしれません。
ただDovorakは日本語向けの派生配列が多くあります。それらで比較するとまた違った結果が出たかもしれません。
Colemak配列
こちらも英語は非常に優秀。ただ、同じ手の連続打鍵のスコアが低めなので、交互打鍵はあまり考慮されていないのかもしれません。
日本語も悪くはないのですが、ですがやはり同じ手の連続打鍵のスコアが絶望的です。
交互打鍵をあまり重視せず、日本語よりも英語を重視したい人はこの配列かなと。
Workman配列
Colemakと似たようなスコアですね。よく見るとWorkmanとColemakは配列が似ています。どちらの方が良いかと言われると、もっと多くのデータが欲しくなってきます。誰かもっと検証してください(丸投げ)
Eucalyn配列
日本語で非常に良いスコアを誇ります。ローマ字特化がコンセプトなので、それが色濃く出たという感じですね。
一方英語はかなり良くないようです。特に同じ指の連続打鍵が、英文2項目共にQWERTYよりも悪い。
日本語さえよければという方は候補に挙がります。
Tomisuke配列
自分で作った配列なので贔屓目に見てしまいそうですが、ここは冷静にデータに基づいた評価を。
日本語のスコアは見ての通り圧倒的です。全ての項目で1位か、1位に近いスコアを叩き出しています。
英語はやはり英語前提の配列と比べると全体的に悪いです。しかしながらEucalynのような大きな弱点はないため、そこそこ打てるとも言えます。
今回検証した配列の中では最もバランスがよさそうです。英語入力がメインの人には向かないかもしれませんが、日本語の方がよく使うという方は有力な候補です。
QWERTY配列
いやまあ、なんといいますか、かなり悲惨です。褒めるところが見当たりません。ヒートマップからしてもうひどいですもん。
特にひどいのが日本語。ほかの配列は頻出のキーが中心にくるため、移動距離が少ないのに対し、QWERTYはその倍以上の距離の移動が必要です。疲労につながります。その他の項目も最悪。まさに最も悪いです。
英語に関してはまだマシなものの、ひどいことに変わりはありません。
こんな配列がグローバルスタンダードになってしまった。私はこれが残念でなりません。
独自配列のデメリット
QWERTYのダメダメさ、独自配列の優秀さが分かっていただけたとおもいますが、独自配列には致命的な弱点が存在します。それは配列がOSに標準搭載されていないということです。
まあ、当たり前なんですけどね。そのため外部ソフトを使って独自配列を実装する必要があります。これが問題。
私物のPCであればAutohotkeyなどを使って簡単に実装できるのでハードルはそこまで高くありません。
しかし、会社のPCなどでは外部ソフトのインストールや、exeファイルの起動が認められていない場合が多いです。外部ソフトが使えないとなると、導入のハードルが一気に上がります。
条件付きではありますが、一応こちらの問題を解決する方法はあります。その方法は導入方法で後述します。
もうひとつ弱点があります。ショートカットキーの問題です。現在のショートカットキーはQWERTYを前提に作られています。そのため独自配列によってキーがシャッフルされると、普段使っているショートカットキーが使いにくくなる可能性があります。例えばDvorak配列はCとVが右側にあるため、コピペが大変です。
これはAutohotkeyを使うことで解消できます。こちらも詳しくは導入方法で後述します。会社のPCなどの外部ソフトのインストールが許可されていない環境の場合は、残念ながら諦めるしかありません。
ただし、EucalynはZXCV、TomisukeはXCVが左下のままです。Zは右下にあります。私は現在Tomisuke配列を使っており、ショートカットキーもバリバリ使うのですが、ZXCVさえ押しやすければそこまで困ることはなかったです。なのでEucalynやTomisukeを採用する方は、ショートカットキーの変更は必要ないのではないでしょうか。
結局独自配列を習得すべきか
まあ、結論から言えばもちろん習得すべきなのですが、逆に習得すべきでないと思う人の意見を考えてみましょう。
習得をためらう人の主な理由として、以下が挙げられます。
- 習得が大変
- 長い間QWERTYを使ってきたので、このまま使い続けた方が速いはず
- 他のPCと入力方法が異なることになる
順番に解説します。
習得が大変
最も多いのが、習得が大変だという理由です。ごもっともです。今までスムーズに入力できていたのに、それがリセットされるわけですから。
私はスムーズに入力できないストレスが無くなるまで2週間。4年間使ったQWERTYの入力速度を超えるまで1ヶ月半を要しました。
しかしよく考えてみてください。あなたが今後もキーボードをずっと使い続けることを考えれば、この程度の期間と苦労は安いものだと思いませんか。
確かに習得は大変ですが、ここを耐えさえすれば一生効率の良い配列を使うことができるわけです。
是非とも短い間の苦痛に耐え、一生使える楽な配列を習得していただきたいと思います。
長い間QWERTYを使ってきたので、このまま使い続けた方が速いはず
そもそも独自配列に変えるメリットは速度だけではありません。例えば指の移動距離減少による疲労の軽減などです。(こっちに恩恵を感じてる人の方が多い)
速度に関しても、将来的には独自配列の方が速くなると思います。先程も述べましたが、私は4年間使った、いや、4年間使い込んだQWERTY配列の速度を1ヶ月半で越しました。(1年位かかると思ってましたw)4年より長い間QWERTYを使っている方も、数ヶ月あれば超すことができるでしょう。QWERTYのままの方が速いということはない(はず)です。
他のPCと入力方法が異なることになる
なんの問題もありません。なぜなら、配列はマルチリンガル余裕だからです。
独自配列に乗り換えることで、QWERTY配列が使えなくなると誤解されている方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。独自配列を習得しても、QWERTY配列は普通に使いこなせます。
例えば英語を勉強したからと言って、日本語が使えなくなりますか。なりませんよね。それと一緒です。
ただし独自配列の練習中は、QWERTYと混ざってどっちもまともに打てなくなる期間があります。もしその期間中に速度の必要な作業が入ったとしたら(大学のレポート提出期限が迫っているなど)がんばってQWERTY配列を思い出してください。10分くらいQWERTYを使い続けたら、だんだん指思い出してきます。(経験談)
[https://twitter.com/_Tomisuke/status/1546004864051818497:embed#qwerty配列とTomisuke配列のバイリンガル。最初のころは2つの配列が混ざって大変でしたが、見ての通り完璧に使い分けられるようになりました。#Tomisuke配列 https://t.co/5abcOcDpyf]
このように独自配列を習得する上で考えられるデメリットは、習得を断念する理由にはなり得ないと思います。安心して独自配列を習得してください。
Tomisuke配列の導入方法
私が知りうる限りの導入方法としては以下です。
- Autohotkeyを使う
- Autohotkeyで生成したexeファイルを使う
- Karabiner-Elementsを使う
- ChangeKeyを使う
- 専用のキーマップ変更ソフトを使う
- keyboard Qantizerを使う
- 自作キーボードを使う
もし他の方法を知っている方がいれば是非教えて下さい。便利そうなら追加します。
Tomisuke配列の導入方法と書きましたが、他の独自配列でも同じように実装できます。
※ファイルのダウンロードがブロックされるケースがあるようです。こちらのブログでダウンロードできるファイルはすべて安全です。ブロックされたファイルのダウンロード方法は、以下のページをご覧ください。
“ ダウンロードがブロックされるファイル ” をダウンロードする方法 – k本的に無料ソフト・フリーソフト (gigafree.net)
Autohotkeyを使う
こちらの方法が最も自由度が高く、おすすめです。しかし外部ソフトがインストールでき、かつAHKファイルを常駐させることができる環境でなければ使用できません。
Autohotkey自体のインストールや使い方は以下のサイトが分かりやすいので、それに従ってください。Windowsのみ対応です。Macの方は3番めの「Karabiner-Elementsを使う」をお試しください。
AutoHotkeyの使い方1-導入から使えるようにするまで- | 生焼けプログラマーの雑記帳 (namayakegadget.com)
実行するスクリプトは、以下のGoogleドライブからダウンロードしてください。2種類用意しました。
他の人にも需要がありそうなカスタマイズができたという方はぜひ教えて下さい。もし許可してくださるのであれば、追記したいと思います。また、不具合があれば報告してくださるとありがたいです。
①通常のTomisuke配列
単純にQWERTY配列がTomisuke配列になります。最もおすすめです。
JIS配列: Tomisuke_JIS_1.ahk – Google ドライブ
US配列:Tomisuke_US_1.ahk – Google ドライブ
旧バージョン(JIS配列):Tomisuke1.ahk – Google ドライブ
②ショートカットキーのみQWERTY配列
Tomisuke配列にしたいけど、ショートカットキーがシャッフルされるのは嫌だという方向けのものです。
普通に打鍵する場合と、Shift+○の場合はTomisukeですが、Ctrl+○や、Win+○、Ctrl+Shift+○などのショートカットの入力時はQWERTYに戻ります。
例えばTomisuke配列でCtrl+Oを入力すると、Ctrl+Sが出力されます。
よくわからないという方は実際にダウンロードして使ってみてくださいw
JIS配列: Tomisuke_JIS_2.ahk – Google ドライブ
US配列:Tomisuke_US_2.ahk – Google ドライブ
旧バージョン(JIS配列):Tomisuke2.ahk – Google ドライブ
製作者@kogawa_vonly様、協力@Uruzunyaa_COC様他
2022/08/12追記
不具合の修正をしました。以前のファイルをお使いの方はもう一度ダウンロードすることをおすすめします。デバッグが足りていないため、新たに不具合が見つかりましたらTwitterやDiscordにご連絡くださいますと幸いです。
2023/08/14追記
US配列版を追加しました。また、記号の位置を変更しました。こちらがTomisuke配列の記号の位置の標準になります。旧バージョンも残しますので、お好みでお使いください。
Autohotkeyで生成したexeファイルを使う
こちらはexeファイルの常駐が認められていなければ使えません。
Autohotkeyと挙動は変わりませんが、ダウンロードしたexeファイルを起動するだけで使えます。Autohotkeyのインストールが不要です。最も手軽な方法ですが、カスタマイズはできないので注意してください。Autohotkeyと同様に、Windowsのみ対応です。
ブラウザによりダウンロードがブロックされた方で、ダウンロード方法がわからない方は以下のサイトをご覧ください。その他困ったことがありましたら、Twitter等にご連絡ください。
“ ダウンロードがブロックされるファイル ” をダウンロードする方法 – k本的に無料ソフト・フリーソフト (gigafree.net)
①通常のTomisuke配列
JIS配列: Tomisuke_JIS_1.exe – Google ドライブ
US配列:Tomisuke_US_1.exe – Google ドライブ
旧バージョン(JIS配列):Tomisuke1.exe – Google ドライブ
②ショートカットキーのみQWERTY配列
JIS配列: Tomisuke_JIS_2.exe – Google ドライブ
US配列:Tomisuke_US_2.exe – Google ドライブ
旧バージョン(JIS配列):Tomisuke2.exe – Google ドライブ
製作者@kogawa_vonly様、協力@Uruzunyaa_COC様他
2022/08/12追記
不具合の修正をしました。以前のファイルをお使いの方はもう一度ダウンロードすることをおすすめします。デバッグが足りていないため、新たに不具合が見つかりましたらTwitterやDiscordにご連絡くださいますと幸いです。
2023/08/14追記
US配列版を追加しました。また、記号の位置を変更しました。こちらがTomisuke配列の記号の位置の標準になります。旧バージョンも残しますので、お好みでお使いください。
Karabiner-Elementsを使う
2022/08/05追記
Macでのみ使えます。なんと以下のブログで@Soyosoyo_lionさんがKarabiner-ElementsのダウンロードからTomisuke配列の導入方法まですべて解説してくださっています!
私はMacを持っていないのでこれはありがたい、、、
Mac でキー配列を変更できるアプリ Karabiner-Elements の使い方 | そよライフ (soyo.life)
2022/08/16追記
@totuus_tweet様が新たにKarabiner-Elements用の設定ファイルを作ってくださいました!こちらの設定ファイルには以下の特徴があるようです。(Githubの配布ページより)
- 完全なレイアウト変更とCommandキーとの組み合わせのみQWERTY準拠、いずれかの方式から選ぶ事ができます。
- Command + Option + Control + qを押す事でQWERTY配列に瞬時に切り替える事ができます(Command + Option + Control + tでTomisuke配列に戻ります)。
以下のページよりダウンロードできます。
GitHub – totuus1157/tomisuke-layout: Tomisuke配列 for Karabiner-Elements
ChangeKeyを使う
こちらはファイルを常駐させる必要がありません。レジストリを書き換えることでキーマップを変更できます。ただしexeファイルのインストールと管理者権限が必要です。
ダウンロード、使い方は以下のサイトが分かりやすかったです。
【Change Key】キーボードの割り当てを変更するソフトの使い方 | ナポリタン寿司のPC日記 (naporitansushi.com)
Windowsのみの対応で、Macで代替できるソフトは見つかりませんでした。もしあったら教えて下さい。
Tomisuke配列のインポート方法
↓こちらのファイルをダウンロードして下さい。
ChangeKeyのフォルダの中に先程ダウンロードしたファイル(chgkey.ini)を追加してください。
ChgKey.exeを管理者として開き、ファイル→名前を付けて保存したキー内容を読み込みます→「Tomisuke」を選択して読み込みます。
再起動するとTomisuke配列への変更は完了です。
保存機能が搭載されているキーボードを使う
カスタマイズしたキーマップをキーボード本体に保存しておく機能があれば、会社のPCなど、外部ソフトのインストールや外部ファイルの起動が許可されていないPCでも、キーボードを繋げば独自配列を使うことができます。
ただしこういったキーボードは価格が非常に高いです。また、当然ですが外部のキーボードを使うことすら許されていない環境であればこちらの方法は使用できません。
ほとんどの会社では私物のキーボードの持ち込みが許可されていると聞いたのですがどうなんでしょう。
保存機能が搭載されているキーボードを紹介します。
PFU HHKB(Happy Hacking Keyboard)
言わずと知れたキーボード界の最高峰、HHKBです。上記の紹介動画を見ると私も欲しくなってきます。
Happy Hacking Keyboard | PFU (happyhackingkb.com)
価格も最高峰、30,000円を超えます。ただその価格に見合うほどのクオリティであると思います。非常に評判の高いキーボードなのでご存知なかった方はぜひ一度調べて見てください。
使い方、バックアップ、復元方法など全て下のサイトに分かりやすくまとめられています。
【Win・Mac共有】HHKBキーマップ変更ツールのおすすめカスタマイズを全力解説(画像100枚超) | ナクブログ (nak9nak.com)
2022/07/20追記
@Slave_to_PSさんにTomisuke配列のバックアップファイルをご提供いただきました。ありがとうございます!以下よりダウンロードできます。
US配列:Tomisuke_HHKBus.hks – Google ドライブ
JIS配列:作成中
東プレ Realforce R3
高級キーボードといえばこれというイメージの方も多いのでは。
最近Realforceシリーズに新型、R3が登場。キーマップをカスタマイズし、本体に保存できるようになりました。価格は3万~3.5万円。R2以前のRealforceはキーマップのカスタマイズに対応していませんので注意してください!
詳しい使い方は公式サイトで紹介されています。
REALFORCE ソフトウェア 操作ガイド | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰
こちらもTomisuke配列をエクスポートしたファイルを配布したかったのですが、用意できませんでした。誰かください!w
ZSA Moonlander MARKⅠ
Introducing The Moonlander from ZSA Technology Labs on Vimeo.
私が愛用しているキーボードです。MARKⅠと書いてありますが、MARKⅡはまだ出ていないようです。
ZSA Moonlander: Next-gen Ergonomics | zsa.io | Store
カナダにあるZSAという小さな会社が作っています。かなり癖の強いキーボードで、日本語での情報が少ない点に注意が必要。
自分で調べてなんとかできるという方向けです。
マッピングツールの使い方は以下のサイトが参考になります。Ergodox向けですが、Moonlanderと同じツールなので問題ありません。
ErgodoxEZ 勝手に日本語マニュアル – NEAREAL
Moonlanderをお持ちの方なら以下のサイトからTomisuke配列を適用できます。私向けにカスタマイズされているので、使用する場合は編集し直すことをおすすめします。
ZSA Ergodox EZ
Moonlanderの前進のキーボードです。使い方や設定方法はMoonlanderと変わりません。
ErgoDox EZ: An Incredible Mechanical Ergonomic Keyboard (ergodox-ez.com)
これから買うならMoonlanderの方がおすすめですが、デザインはこちらの方が落ち着いた印象があります。
ZSA PLANK EZ
使い方や設定方法はMoonlanderと同じですが、見ての通り小さいです。
いわゆる40%キーボードと呼ばれる種類ですね。
Dygma Raise
ゲーミング向けの分離キーボードです。
Dygma Raise split ergonomic keyboard
親指で押すスペースキーの部分に多くのキーが配置してあるのが特徴。
使い方やカスタマイズ方法は以下のサイトが分かりやすかったです。
[メーカー公認]Dygma Raise 日本語マニュアル-DE-AD vice(ディーアドバイス)
また、@usagi_networkさんが、Tomisuke配列のレイヤー定義ファイルを作成、配布してくださっています。めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。
TOMISUKE配列(論理)👉DYGMA RAISEのISO配列(物理)のキーマップファイル · GitHub
その他キーマップを本体に保存できるキーボード
私が把握しているキーマップをキーボード本体に保存できるキーボードは以上なのですが、おそらく他にもあると思われます。知っている方がいらっしゃいましたらぜひ教えて下さい!
keyboard Qantizerを使う
キーボードとPCの間にこの商品を挟むことで、キーマップを変更することができます。
Keyboard Quantizer – のぎけす屋 – BOOTH
この商品に独自配列を1度設定してしまえば、どんなキーボードでも、外部ソフトのインストールが禁止されているPCでも、USB接続するだけで使えます!価格も3,500円~とリーズナブル。無線対応版もあります。
Keyboard Quantizer B – のぎけす屋 – BOOTH
こちらは6,000円。
ただし一つ欠点が。設定の難易度が高めです。高いとはいっても、方法を詳しく解説してくれているサイトがあるので、その通りやることができるのであれば問題ないかと思われます。というかこのブログを見ているほど方であれば大方大丈夫かもしれません。
(初心者編)Remapを使ってキーマップを書き換えよう – 自作キーボード温泉街の歩き方 (hatenablog.com)
会社のPCなので外部ソフトのインストールができない。しかも自分が使っているキーボードはキー配列を本体に保存する機能が付いていない。そんな方向けです。
時間ができたらTomisuke配列のプロファイルを作成、配布したいと思います。(提供してくれる人いないかなぁ、、、)
2022/7/22追記
自作キーボードを使う
自作キーボードなら配列はもちろん、キースイッチの種類やキーキャップなど、あらゆることが自由に決められます。
やったことないという方は、初心者向けにこちらの記事で解説されています。
自作キーボードを始める時のFAQ – 自作キーボード温泉街の歩き方 (hatenablog.com)
自分で作るのは難しいという方でも、個人が作ったこだわりのキーボードがBooth等で多く販売されているので興味があればどうぞ。
上記の記事でも触れられていますが、RemapやVIAといったファームウェアに対応した物であれば初心者でもTomisuke配列へのカスタマイズがしやすいかもしれません。
(初心者編)Remapを使ってキーマップを書き換えよう – 自作キーボード温泉街の歩き方 (hatenablog.com)
(初心者編)VIAを使ってキーマップを書き換えよう – 自作キーボード温泉街の歩き方 (hatenablog.com)
よくある否定的なコメント
日本語ならかな入力のほうが速いからそっちを覚えたほうが良い
一概にそうとは言えないと思います。殆どのタイピング大会では、QWERTY、もしくはかな入力が選択できますが、かな入力のほうが強いという印象はないです。
例えば2019年に開催されたREALFORCE TYPING CHAMPIONSHIPでは決勝戦がQWERTY同士の対決となり、Miri選手が優勝しました。下のURLから始まる対決は準決勝で、かな入力vsQWERTY入力です。かなり競った対決になっています。
(1) 2019 REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP Full version – YouTube
また、かな入力は1打鍵で1文字を入力できるメリットがある一方、指の移動距離が膨大になるというデメリットがあります。
どうせ標準化しない
まあ、そうでしょうねw あの親指シフトでさえも、一般にまで普及しきることなく散っていきました。もちろん標準化してほしくはありますが、Tomisuke配列がそこまで伸びるかと言われると、正直うーん、ってところはあります。
それよりも私が唱えたいのは、入力方法は選択できるべきではないかということです。
現状、入力方法はほぼQWERTYもしくはかな入力を強制されます。OSがこの2種類にしか対応していないからです。そのため一般の利用者はパソコンの入力=QWERTYと認識し、一時もそれを疑問に思うことはないでしょう。
ただ実際には、世の中にはもっと合理的で、もっと楽に、もっと速く入力できる方法が存在します。QWERTYやかな以外の入力方法が当たり前のように使えても良いのではないでしょうか。
これに関しては、映画、「いけちゃんとぼく」などを手掛け、薙刀式、カタナ式と呼ばれる入力方法を開発した、大岡俊彦氏が触れています。ぜひご覧ください。
【薙刀式】新配列普及のために: 大岡俊彦の作品置き場 (seesaa.net)
Tomisuke配列を習得する上でのアドバイス
ローマ字テーブルを活かそう
せっかく独自配列を覚えるのであれば、便利なローマ字テーブルで覚えましょう。
しゃ行
しゃ行を入力したい時、多くの方は(sy○)で入力していることでしょう。しかし、Tomisuke配列では(sy)が同指です。そのため、(sh○)を使うことをおすすめします。
ふ
細かいですが、「ふ」を入力する際は、(fu)を使っている方が多いです。Tomisuke配列では、(hu)の方が入力しやすいので、そちらを使いましょう。
ん
「ん」は、ほとんどの方が(nn)です。しかし、交互打鍵を重視するのであれば、(xn)の方が良いでしょう。これは好みですかね。
他にもあれば教えて下さい。
別にキーキャップを入れ替える必要はない
キーキャップを独自配列に入れ替える方がたまにいますが、私はその必要はないと考えています。なぜなら、速くタッチタイピングを習得するためには、キーボードを見ないほうが良いからです。
覚え始めで、まだキーの位置を把握しきれていない場合は、画面上にTomisuke配列の画像を用意しておき、わからなくなったタイミングでチラ見しましょう。
覚え始めこそ極力キーボードを見ずに打つべきです。そのため、キーキャップを入れ替える必要はないと考えます。
普段の作業でもTomisuke配列を使え
練習を始めたら、極力Tomisuke配列を使い続けるようにしましょう。無理と思うかもしれませんが、予測変換があるので意外となんとかなります。特にネットサーフィンの時なんかは別に入力が絶望的に遅かったとしても特に問題ありませんからね。
流石に仕事のときなどはある程度スムーズに入力できるレベルになってからのほうが良いでしょうがw
挫折するな!!!!!!
一番大事です。せっかく練習を始めても、1週間ほどで挫折してしまう方が多いです。本当にもったいない。なぜこんな苦痛に耐えなければならないのか。別にQWERTYでいいじゃないか。と思うこともあるかもしれませんが、辛抱です。
何度も言いますが、一度習得すれば一生使えます。がんばってください。
2022/7/22追記
Discordを使うと良いかも
Tomisuke配列に興味のある方が集まるDiscordサーバーを開設しました。
その中でTomisuke配列の練習成果を報告しあうカテゴリがあります。練習成果を共有しあうことで、相乗り効果を狙おうという魂胆です。
仲間がいると練習のモチベーションアップにつながるかもしれません。
Tomisuke配列の普及・発展に関することも話し合われています。
興味のある方はぜひご参加ください!
終わりに
最後まで読んでくださりありがとうございました!皆さんが配列に興味を深める助けになったのであれば嬉しいです。
質問、感想、間違いの指摘等、ぜひコメントやTwitterのDMにお寄せください!
編集後記的なやつ
めちゃくちゃ長くなっちゃいましたw 文字数にして約17,000字。こんなに長い文章を書いたのは初めてです。
ブログを書いたのも今回が初めてなのですが、書いていて感じたのが伝えたいことを文章にまとめる難しさ。頭の中で書きたいことはどんどん浮かんでくるのですが、それを日本語として自然な文章にまとめるのが難しい。
小学校から高校2年の今に至るまで、作文の練習は散々してきたはずですが、きっとそれは原稿用紙を埋めることを目標にしていたんでしょうね。
例えば、1学期の振り返りを原稿用紙にまとめなさい。なんて課題が出たときに、1学期を振り返ってここはどうだったなぁ。どうすれば改善できるかなぁ。なんて作業はしていなかったんですよ。実際は、いかにしてそれっぽい文章で原稿用紙を埋めるかという作業をしていた訳です。
なのでこうやって自分の伝えたいことを文章にするっていうのは僕にとってはあまり経験のないことで、難しかったです。ちゃんとやってこなかったツケが回ってきましたw
話は変わりますが、このブログを書いている最中にTomisuke配列をあの窓の杜さんが記事にしてくださいました。記事自体も注目度が高く、なんと公開から4日しか経っていないにも関わらず、窓の杜の月間アクセス数ランキングはなんと2位。(7月19日18:26現在)3位のお嬢様コーディングの記事 はちょっと前にGoogleニュースに流れてきて楽しく読ませてもらった記憶があります。それすら超えているとはちょっと信じられません。
これによりTomisuke配列に注目してくださる方が急激に増えました。5いいねほどだったツイートが数百いいねに達するなど、まさに開いた口が塞がりません。フォロワーも3倍増以上です。既にTomisuke配列を実際に練習し始めてくれた方も一定数。突貫工事でこのブログを完成させたのも、注目度が高いうちに出せばいろんな人に見てもらえるかも!という期待からですw
今後もTomisuke配列に注目してもらえるよう頑張ります。以上です!ありがとうございました!
このブログはMoonlander×Tomisuke配列で書きました。
参考サイト
(初心者編)Remapを使ってキーマップを書き換えよう – 自作キーボード温泉街の歩き方 (hatenablog.com)
ぼくのかんがえるさいきょうのインターフェイス – ゆかりメモ (hatenadiary.jp)
Eucalyn配列について – ゆかりメモ (hatenadiary.jp)
効率性と人間工学に基づいた新しいキーボード配列「WORKMAN」がプログラマによって考案される – SeleQt【セレキュト】|SeleQt【セレキュト】
Keyboard Layout Analyzerを使ったキー配列12種類の比較 – Qiita
キーボードの論理配列の話 | 東京工業大学デジタル創作同好会traP
キー配列頂上決戦!さいつよなレイアウトはどれだ! – 遊舎工房 (yushakobo.jp)
代替キーボードレイアウトの説明:DvorakまたはColemakに切り替える必要がありますか? – TheFastCode
【体験型】Dvorak/ Colemak/ Eucalyn配列って本当にいいの? – knottankの前線維持 (hatenablog.com)
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