偏差値55の東京の高校生が1人でカナダに行った話【1/n】

トロント渡航記

どうも、とみすけ(@_tomisuke)です。

私この春休みを利用してトロントに行ってきました。

探してみたところ普通の高校生が1人で海外行ったよ!みたいな記事はなかなか見つからなかったので、記録も兼ねてまとめたいと思います。

こうなった経緯や渡航の準備から順番に書いていったら1日目までで10000字を超えてしまったので、何回かに分けて書こうと思います。

何故行こうとおもったか

前から海外行ってみたいな、とは思ってました。高校に入学したときも、制度を利用して留学できたら、、、とか。

でもやっぱり無意識に無理だって思って、それ以降考えることはなかったんですね。

しかし今年2月、ワンチャン行けるのでは?という思考がぱっと浮かんできました。(おぼろげながら)

多分Tomisuke配列のお陰ですね。なんとなく不便だと思ってたQWERTYを改良してなんとなくTwitterに上げたら、いろんな人が見てくれて、いろんな人と関わることができました。

本当にやってみることって大事なんだと感じていたので。

海外に行ったらどんなことが起こるんだろうか、義務教育で培った自分の英語はどこまで通じるんだろうか、買い物はできるかなぁ、などなど、、、ニュースでしか聞かない外国の地に、急激かつ猛烈に行きたくなってきました。

よく考えたら海外のイメージ、結構曖昧なんですよね。アメリカだって超発展してて自由らしい、けど格差がすごいらしいとかなんとか。結局どんな感じなのか、行ってみないと分からないなと。

しかしもう既に高2の2月、受験が待ち構えます。1ヶ月後の春休みが最後の希望と、この春休みを利用して海外に行くことを目指すと決めたのです。

私の親は神でした。春休みに海外に行きたいと伝えると、費用や概要を出したら検討すると言ってくれました。

結局色々あって、(本当に色々あったので別の機会にまとめたい(ヒント:未成年))以下の内容で行けることになりました。

場所:カナダ オンタリオ州トロント

出発/帰省:3月24日(金)/4月10日(月) (17日間)

滞在先:

    1-3日目:友達の友達の彼女の友達の家(なぜこうなったかはまたの機会に…)

    3-17日目:ホームステイ

4日目の月曜日から2週間語学学校に通い、その他の時間は観光などをする。

Day0 初1人国際線

いよいよ3月24日、高校の修了式が終わって通知表を持ちつつ帰宅、速攻で成田空港に向かいます。ここまでカツカツになったのは、春休みが短すぎるせいです。とにかく初めての国際線で何が起こるか分かりません。

それでも3時間前到着。意外と余裕がない、、、。

成田空港でっか!!!と思いながらパスポートを見せつつ手荷物を預け、両替を行います。¥20,000出して$190と小銭くらいでしたね。大体$1=¥100です。その後もほとんど困ることなく保安検査場へ。非常に順調な滑り出しで安心します。ただ保安検査場の列、超長かったです。国際線だから?それともシーズンの関係?私が慣れていなかっただけでしょうか。

でもワクワクで退屈しなかったなぁ

列に並ぶと後ろから前から様々な異国語が聞こえてきて、慣れ親しんだ日本の雰囲気から遮断された感覚を覚えました。

まあ、とにかく楽しみすぎて変なテンションになってた訳です。(ワーエイゴダァー!!!!!スゲー!)みたいな感じで。

その後保安検査を抜け、出国審査へ。未成年を理由になにか起こるかと心配でしたが、パスポートピッってやって顔認証して終わり。7秒でしたね。

その後は国内線と同じ流れ。動く歩道を楽しみつつ出発ロビーで待機。

暇だったので、調子に乗って如何にも外国人な風貌の男性に「Excuse me. Could you take a picture?」と教科書の例文まで暗唱するほどです。

無事写真を撮ってもらい、乗りに乗って握手までしちゃいました。

これはそのときの写真。どれだけテンションが上がり散らかしてたかが行動と写真から分かると思います。

めっちゃ笑顔です

そしてパスポートを見せて無事に搭乗。もう今すぐ踊り出したいくらいウッキウキでしたね。(カナダの入国審査までは)

機内食。ビーフオアヌードル?って言われたよ!!!

12時間のフライトかつ1時間ほどしか寝(られ)ませんでしたが、全く退屈しなかったです。

今アラスカの上にいるんだ!とか電気消えた!とかいつ機内食出てくるのかなーとか考えてたら、なんかあと2時間くらいになってましたね。

そしてついにトロントが見えてきます!

これは、、、街づくりゲームをしたら多分こうなる、って感じの町並みです。

シティーズ:スカイラインかな?

いや、リアルの街とは思えないほどおんなじ家がきれーに整列してて、ぶっとい道路がピーンと真っ直ぐ伸びています。これには本当に驚きました。

Day1 思ってたんと違う

(時差の問題でトロントに到着したこの時点からDay1とします。)

そしてついにトロントのピアソン国際空港に到着!!

日本語、ないなぁ


日本時間6:30、現地時間17:30、徹夜明けの状況ですが、アドレナリンで体が軽いです。(このときまでは)

入国審査、コワイ

国内線の空港より遙かに長い動く歩道がある道を延々と歩き続け、ついに入国審査らしき場所に到着します。しかしここで問題が。周りの人たちが一斉にバラバラの方向に散らばりだしたのです。

どうやら3方向に分かれている様子。真ん中はCanada Citizensみたいな看板があったので多分違うだろうと分かりました。右か左なのですが、これがどちらか分からない。

こういうときこそ人に聞くのだ!と、近くにいた警備員らしき女性に勇気を振り絞って話しかけます。確かこんな感じだったと思います。

私「Excuse me.I came from japan. Where I should go?」(よく考えたら全員日本から来てるやん、、、)

警備員「◎△$♪×¥●&!%You □&○%$!?■☆go♭*:!」(左側を指さす)

私「oh-、What??I should go there?」(棒読み)

警備員「#%*%-$+-#/$?-$.%*$=@@+&=$&?%?$?_&/#$#**?.!%!_!!!」(やや大声)

私「ah-,,,Thank you? !」

いやー、全然わからん。本当に英語かと。YouとGoしか聞き取れない事態に困惑。ショックでした。俺、一応英検準2級のリスニング聞き取れるし、空港で方向聞くくらい余裕やろと高をくくっていたので、尚更です。

それでもgoと言いながら左を指さしていたのですから、左側に進むしかないと判断。

進んだ先には出国審査でも見た顔認証の機械が。しかし、私が機械にパスポートをかざした瞬間、無情にも「Error!!!」の赤文字がディスプレイに表示されるのでした。

結局どうすれば良いか分からずオロオロしている私を、190cm位ある映画で見るようなごっつい警備員のお兄さんが「You %*$=@@+&=$&?%!!」と言いながら右側に誘導してくれました。

右側の機械には【Language:日本語】の表示が。圧倒的な安心感に包まれながら顔認証を行いました。

その後、機械から出てきたレシートを持って、入国審査官がいる場所に向かいます。What purpose of your visit?が待ち構えているのかなと思いきや、そこにはカウンターすらなく、パイプ椅子に座った審査官が殺風景なフロアにぽつんと、気だるそうに座っているのみ。

その審査官は先ほどのレシートを受け取ると、それには一瞥もくれることなく、マーカーで無造作に1本の線をシュッと描いてくれました。

ようやく出国審査を通過し、荷物を受け取ります。

そして到着ロビーを出てついに希望に満ちたカナダ一歩目!!!みたいな事を想像していた1時間前。

このときの私にそんな余裕はありません。期待8:2不安、が、期待1:9不安くらいになっていましたから。なんせ余裕がなさ過ぎて写真が一枚も残っていませんからね!!(だからこの辺文字ばっかり)

いざ、友達の友達の彼女の友達の家へ!

そうです。私が到着から3日間お世話になる家は、友達の友達の彼女の友達の家なのです。何でこうなったのって話は、長くなるので今度まとめるとして、(とにかくいろんな人のお陰で宿泊先が確保できました、、、)どれだけ不安は大きくてもそこまでたどり着かなければなりません。

無意識にヤフー乗換案内を立ち上げました後、そういえば使えないんだなぁと思いながら、Googleマップに友達の友達の彼女の友達の家の住所をコピペ。バスに乗れば良いと判明しました。

ただバスに乗るためには「プレストカード」と呼ばれるSuicaのようなカードが必要な模様。どうにかしてそれを入手する必要があります。

勇気を振り絞り、目の前のinformationに立っているひげのおっちゃんにHow to get a prest card?と話しかけます。

「#%*%-$+-#/$?-$.%*$=@@+&!」

やっぱり何言ってるかわかりません。悲しいですね。ただ相手の動きから推測して

Go there?

No!

などと何度も繰り返し問答することで、どちらに向かうべきか位の情報を得ることができました。

その後もその都度周りにいるスタッフらしき人に何度も話しかけ続け、(途中で無視もされつつ)ついにプレストカードの券売機を発見、カードをgetすることに成功します。(所要時間1時間、体感2時間)

このカードは一生の思い出かも

いやー、嬉しかったですね。ようやく写真を撮る余裕も生まれたようです。

しかし時間は夜の8時を回ります。Googleマップを頼りに絶対にバス停を間違えることがないよう何度も確認をし、なんとか正しいバスに乗ることができたのでした。

空港の近くの道路、とんでもなく大きかったですね。

動画や写真を撮りつつつかの間の安心に浸っていた訳ですが、この後私はワンチャン殺されてもおかしくないくらいの過ちを、このバスの中でしでかすのです。

この話からは次回の記事にまとめようと思います、、、、。

(しばらく絶望編がつづきます)

▼次の記事!!!

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